タイトル名   メーカー、ブランド名   総プレイ時間  
Sugar*Style 恋人以上夫婦未満アフターストーリー!!   SMEE   5 時間前後  
                                       
 
シナリオ
  
 
グラフィック
  
 
音楽
  
 
キャラクター
  
 
総合点数
  
 
個人的評価
  
B(22/30)    B+(15/20)    (16/20)    B+(23/30)    B+(76)    B+   

初めに(前書き)
このレビューに関しては Sugar*Style のファンディスクにあたる物で
 
各ヒロインと恋人関係になってから一年後の春を描いた物になってます。
 
それと、本編の Sugar*Style の ネタバレ をいくつか記載していますし
 
本編と比較して書いている所があります。その事を理解された上で、納得
 
された方に読んでいただければ幸いです。

総評
ファンデスクとしては及第点ですし、大きな不満はないです。本編で
 
描いた事の延長線上をそのまま描写しているので、本編が気に入った
 
人なら特に問題なくプレイ出来ると思います。個人的に言えば、何か
 
もうひと押し出来る要素を全ての個別ルートで、描写する事が出来て
 
いれば、シナリオでもう一段上の評価をつける事もできたんですが。
 
キャラクターの方も晃やぴろしは仕方ないにしても、薫やエリカまで
 
登場させないのはどうなのかと正直思いました。本編ではそれなりに
 
良い役割があっただけに残念ですね。その辺りを考えて、シナリオと
 
キャラクターの評価を本編と比べ低い評価にしてますけど、それでも
 
良作 クラスの出来はキープしていると思います。

あらすじとプレイについて
公式サイトの言葉を借りると 恋のドキドキから、パートナーに変わる
 
瞬間に焦点を当てた作品 だそうです。個人的には、これには異議が
 
あるんですが、それについてはシナリオの方で書きます。
 

共通ルートなしで、まず最初にプレイヤーの名前を入力してその後、各
 
ヒロイン達を選択して個別ルートに入る形になってます。各個別ルートの
 
プレイ時間が 1 時間前後で、総プレイ時間は 5 時間前後ぐらいです。
 
各ヒロイン達の攻略順については、特に自由で良いと思います。私は
 
真央→晴→初楓→かなめ の順番でクリアしましたけど特に問題は
 
なかったでので、一応この順番をオススメとしておきます。

シナリオ
本編から一年後の春。少し関係が深まった主人公とヒロイン達。そんな
 
2 人のイチャラブ中心に描写しています。
 

公式サイトで記載されていた Sugar*Style本編とは別に、恋のドキドキ
 
からパートナーへの安心感に変わる瞬間に焦点を当てました 
これを十分に
 
描写出来ていたのは、初楓とかなめの個別ルートだけでしたね。真央と
 
晴の個別ルートはこれの描写が不十分だったと思います。もし、これを
 
キチンと描写出来ていたなら、シナリオの評価は最低でも B+ にはして
 
いたでしょうし、場合によってはにしていたかもしれません。なぜ
 
なら初楓の個別ルートの描写が 素晴らしかった からです。あの限られた
 
尺のなかでイチャラブから始まり、初楓本人を更に魅力的に描写した上で
 
本編エピローグに繋がる内容まで盛り込んだんですから。このレベルの
 
シナリオを全ての個別ルートで見たかったと言うのが正直な本音ですね。
 
初楓とほぼ同レベルのかなめの個別ルートは、序盤はかなり不安だった
 
ですけど、その後で盛り返しました。かなめと主人公なりのイチャラブ
 
から、かなめの彼氏に相応しく努力する主人公。晴のちょっとした発言で
 
可愛い反応をするかなめを描写してから、終盤で主人公に対するかなめの
 
素直な気持ち。と言った具合で終始 イチャラブ だけで終わらなかった
 
所は評価したいです。真央と晴の個別ルートはほぼ イチャラブ しかして
 
いなかったから、どうしても初楓とかなめの個別ルートと比べると内容が
 
薄く感じるんですよね。まあ、誰得シリアスなんかを持ってきてせっかくの
 
イチャラブ さえ壊すような愚かなまねはしなかったので、そこは十分に
 
評価していますけど。

グラフィック
クオリティーそのものは本編と変わっていないです。新規の一枚絵は各
 
ヒロイン達にHシーンの分を除くと一枚だけです。この中から、好きな
 
一枚絵を選ぶとすると、初楓の一枚絵になりますね。この初楓の一枚絵は
 
結構な 破壊力 です。まして、あのセリフを喋っているシーンでの一枚絵
 
ですからね。後、わざわざ新規の背景を二枚も用意して、しかもそれを
 
かなめの個別ルートの序盤でしか使わないとは。贅沢な使い方ですね。

音楽
ここもほとんど本編の曲ばかりだったので、評価をどうしようかと悩んで
 
いたんですが、新主題歌の Morning Medley が中々良かったんで評価は
 
本編のままにしました。BGMに関しては相変わらず本編オープニング曲の
 
Day before Memory の 〜 musicbox 〜 バージョンが晴の個別ルートの
 
ラストのあのシーンで流れたので印象に残っていますね。

キャラクター
本編では かなめ>晴>初楓=真央 だったんですが、このゲームを
 
クリアした後は かなめ>>初楓=晴>真央 になりましたね。今回
 
初楓の猛追が凄まじかったです。ミスコンのシーンなどは、かなり可愛
 
かったのでドンドン好きになっていきました。しかし、そんな初楓の
 
猛追を、かなめはあっさりと振り切っていまいました。その、最大の
 
理由はかなめが本編よりもスキが多かったのと、素直な気持ちを語って
 
くれたあの終盤のシーンの影響です。知的なお姉さんに甘えられるのは
 
私は本当に弱いので。贅沢を言えば、ほんのもう少しだけ甘えてスキを
 
見せてくれれば最高なんですが、そこまで言ったら贅沢なんで諦めます。
 
さて、今回の各ヒロイン達の評価だと晴や真央があんまり好きじゃない
 
ように見えますけど、そういう事じゃないです。良くも悪くも 2 人は
 
評価がほとんど変わらなかったんです。本編で見せたものの延長線上で
 
あったために、今回さらに魅力を見せた、かなめと初楓に及ばなかった
 
だけで。キャラクターの評価も本編と比べると下がっていますが、これは
 
薫やエリカと言ったあの寮で魅力的だったキャラクターを出さなかった
 
事でのマイナスですので。そもそも本編での評価は 寮生活での賑やかな
 
キャラクター同士のやり取り
も入っていたので、それらの役目を担って
 
いたキャラクターが減った事でのマイナスですので。

Hシーン
回想シーンに各ヒロイン 2 つ収録されていますが、内 1 つは本番なし
 
なんで、それをどう考えるかで人によってボリュームが変わってきます。
 
個人的には、本番ありのシーンが結構長めなんで 2 つ分の尺はあると
 
思いますけど。本番なしのシーンは、フェラが真央でオナニーが初楓と
 
晴で足コキがかなめになっています。本番に関しては、個人的に真央が
 
私の性癖にヒットしました。ロリ巨乳の放尿はいいものです あえて欲を
 
言えばアレは野外でやった方が方が更に私の好みなんですけどね。

最後に一言
ちょっと期待していた親ネタが無かったのは本当に残念。




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